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 テレビをつければ『プラークコントロール、プラークコントロール』、歯医者へ行けば『もう少していねいに歯をみがきましょう!』、今や日本中で『一日三回三分間歯をみがく』ことが常識となってますが、本当にそんなに歯をみがかなくてはいけないものなのでしょうか?
私は、『人は本来歯をみがかなくてもいい様にできている』と考えています。人類が何十万年前に誕生したのかは、いまだにいろいろな説がありはっきりしませんが、少なくとも文明が誕生した5000年前から、日本では大陸から稲作が伝導して定住するようになった2000年前からつい50〜60年前まで一般大衆に歯磨きの習慣はありませんでした。

 私は、縄文時代から弥生時代、古墳時代、鎌倉時代、室町時代、江戸時代、明治時代と各時代の多くの人骨を拝ませて頂きましたが、寿命が短かったこともありますが、一生懸命歯をみがいている現代人よりも虫歯も歯周病も断然少なかったのです。

 歯磨きの甲斐あってここ数年、子どもたちの虫歯の数は減ってるようですが、それでもまだ歯をみがかなかった時代よりも虫歯が多いのは、何か変だとは思いませんか?
そうなのです!神様は我々の身体をうまく作って下さり、口の中を絶えず循環している唾液の洗浄力には絶大な力があり、歯をみがかなくても虫歯にも歯周病にもあまりならなかったという訳です。

 ではなぜ一生懸命歯をみがいている現代人の方が虫歯や歯周病になりやすいのでしょうか?それは、食べ物の違いによる影響が大きいのです。

 つまり食べた後の食器をタワシで水洗いすればきれいになるような食べ物を食べていれば、口の中にも身体の中にも汚れがたまらず、唾液の洗浄力だけで十分きれいになり、歯をみがかなくてもよかったのです。そしてコレステロールもたまらないので心臓病や脳血管障害などにもなりにくかったという訳です。

 現代の文明社会で我々が口にしている美味しい食べ物は、砂糖が多いだけでなく、歯にくっつきやすく口の中も身体の中も汚してしまうのです。つまり食べた後の食器を合成洗剤をたっぷりとつけて洗わなければ汚れが落ちないような食べ物を食べているので、唾液の洗浄力だけでは追い付かず一生懸命歯をみがいてもまだなお虫歯も歯周病もはたまた心臓病や脳血管障害などの生活習慣病までも多いという次第です。

 現代の日本人が口にしている美味しい食べ物は、加工食品や軟性食品が多く歯にくっ付き易いのです。そこで食べ物を昔のような天然素材中心の物にすれば、あまり歯をみがかなくても唾液の洗浄力だけで十分ということになります。しかし、一度覚えた密の味は忘れることは難しく、余程身体に不具合いを感じない限り、食生活を正すことは無理でしょう?

 つまり人には唾液の洗浄力というとってもすばらしい機能が備わっているので本来歯をみがく必要はないが、現代我々が口にしている美味しい食べ物は、天然素材の物より加工軟性食品が多いので、歯にくっ付き易く唾液の洗浄力だけでは汚れを落とせなくなっている。そこで食生活を正せないのであれば、せめて歯にくっ付いた汚れを落とすために一生懸命歯磨きをしましょうということです。

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